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フレイルになっていませんか?

フレイル」なんとなく聞いたことがある言葉ではないでしょうか…?

健常な状態と要介護状態(日常生活でサポートが必要な状態)の中間の状態として、日本老年医学会が2014年に提唱した概念です。

フレイルの基準には様々なものがあるそうですが、
Friedらの下記5つの評価基準が国際的によく用いられているようです。

  1. 体重減少:意図しない年間4.5kgまたは5%以上の体重減少
  2. 疲れやすい:何をするのも面倒だと週に3-4日以上感じる
  3. 歩行速度の低下
  4. 握力の低下
  5. 身体活動量の低下

いかがですか?
3項目以上あてはまるとフレイルになります。
ご自身もしくはご家族で思い当たりませんか?

さらに国立研究開発法人 国立長寿医療研究センターが日本版の基準を出しているのでそちらもチェックしてみましょう。
こちらの方が詳細な数値を出してくれているので測定することができれば明確にフレイルかどうか判断しやすくなります。

1.体重減少 : 6か月で2㎏以上の(意図しない)体重減少
2.筋力低下 : 男性<28㎏、女性<18㎏
3.疲労感 : (ここ2週間)わけもなく疲れたような感じがする
4.歩行速度 : 通常歩行速度<1.0m/秒
5.身体活動 : ①軽い運動・体操をしているか?②定期的な運動・スポーツをしているか?
①,②のいずれも「週に1回もしていない」と回答
3項目以上に該当:フレイル 1‐2項目に該当:プレフレイル 該当なし:ロバスト(健常)
※内容を変えず少しだけ説明を変えています。

体重減少が世界基準からみれば少ないで注意が必要ですね。

また握力測定はなかなか家庭ではできないんですが、
実は世田谷区では保健センターの健康度測定というサービスで測定することができます。

5,000円で区内在住の18歳以上であれば実施してもらえます!
握力以外にも様々な測定をしてくれるので1年に1度くらい受けてみるのはいかがでしょうか?

その結果をもとにthe BASEで鍛えていただくことも可能です。

フレイルにならないようにしっかりと適度な運動をして健康な身体を維持していきましょう!

お問い合わせはこちら

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